探偵、ヒロイン、猫にだってなれる。放っておいちゃご用心。自転者日記です。
わが社もばんばん人が辞めていくので3年も勤めりゃ後輩も増えてくるのだが、
中には中途採用で入社した同い年の後輩という人もいて、
彼とはやはり世代論を交わすことが多い。
留意していただきたいのはここで世代論ていっても、団塊ジュニアとかロストジェネレーションとか、そういう話じゃなくて、単に懐メロの話なんだけど。
そんな彼と先日、折に触れベスト盤を購入した永井真理子について話を展開していたところ、なんと他の連中から「誰ですか」と聞かれてしまい、少なからずショックを受け眩暈を覚えてしまった。。
やあ驚いた。永井真理子を知らない世代が一般の企業に就職する時代になったわけである。それはつまり「やまだかつてないテレビ」も「YAWARA!」も観たことがない世代ということだ。
中には80GのiPodザ・スミスから外道まで入っている音楽通の奴までいるのに、彼ですら知らなかったらしい。つーか外道とか入れんなよ。
確かに職場で垂れ流されてるFMラジオの癇に障る番組はいっつもデズリーの「Life」か、くるりの「ワンダーフォーゲル」しかかからないし、耳にしないといえばしないけど。
バンドとかよりもこういう女性シンガー系っていうほうが知名度の急落は早いのだろうか。そのうち「木村カエラって誰すか?」みたいな奴が入社してくる時代がくるかもしれない。
それにしてもガールポップ(超死語)の走りであったことを踏まえて「今で言うaikoだよ」と力強く説明しなければならない世代になってしまったことに、いささかの虚無感を抱かずにはいられない秋の宵であった。



というわけでYouTubeをクリッピング
別にぜんぜんaikoじゃねーし。
凄まじく低予算なPV イカす