悪夢
ある日、というか昨日、いつものようにシャワーを浴びて、「あー洗った洗った」とか独りごちつつ、蛇口をきゅっとひねると、なんと水がまったく止まらないという、あってはならない状況に。
はてさて、この家の風呂っちゅーのは時間が経つと水が止まるんだっけな? もう一つ水を止める場所があるんだっけな?
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- 蛇口より出続ける水。じゃー。
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ふ、風呂ってもともとこういう入り方なんだっけな? 一回蛇口を開いてもう一度閉めなおせばとまるのかな?
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- 蛇口より出続ける水。じゃばー。
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いやいやいやいや! これは夢だ。
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- 目を閉じ、開く。蛇口より出続ける水。じゃばー。
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後。
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- 蛇口より休むことなく出続ける水。じゃばばばー。
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絶望。膝から崩れる自分。
というワケで我が家、水が止まらなくなりました。そこから先はとにかく電話かけまくり。
まず、大至急で大家に電話。出ず。不動産屋に電話出ず。水道局に電話。営業時間終了の案内。そうだった、夜だ。マトモな時間じゃねえんだった。さらに絶望の果てに追い込まれていく自分。ああ、もう何もかも嫌だ。
区役所でもらった便利帳で泣きながらサービス会社を検索。24時間対応の業者をやっと発見。よっしゃ! いそいで電話をかける。ケータイの電池も残り表示が一本である。くー、こちらもヤバイ。
僕「あっあっあっあのっ! みみみみ水が止ラマナ、いんです! すっすぐ来てくださいっ」
うっかりドラクエのバリア避けの呪文まで唱えてしまうほどに、焦りすぎてカミまくりながら電話」
業者「わかりましたー。1時間ほどで向かいます」
1時間!! その間水は!?
業者「もったいないのでお風呂にでも溜めといてください」
そんなん最初っからやってるわっ! というわけでそんな写真がこれです。ちょうど僕が死にたくなってる頃ですね。
結局、業者の人も早めに来てくれて、法外なサービス料金と、無駄に流した水とともに、なんとか問題は解決。みなさん、自分の家の水道のメーターと、元栓の場所はちゃんと知っておきましょう。