Lateralus

今年のサマーソニックの出演者が続々決定しつつありあります。
両日のヘッドライナーはメタリカリンキン・パークってことで、なんだかもはや恥ずかしいフェスになりそうな予感がびんびん。

あちゃー。って感じの。

あちゃーなんだけど、まあ見たいといえば見たい。サマソニはこういう開き直った体育会系の恥ずかしさこそが真骨頂だから。

フレミング・リップスとかマッシヴ・アタックとかアタマ良い系の人たちもでるけど、基本はデフトンとかアンドリューとかフーバスとかのノリです。

体力勝負だなー。

あとはいつものパフィーとか木村カエラとかのポジションに今年は誰が入るのか気になるところ。

リンキンはどうもフロントの2人(ロンブー似)が良い人そうに見えちゃって本気で聞けてなかったんだけど、ノーティーズ前半のヘヴィロック・シーンで好きだったのは、システム・オブ・ア・ダウンとトゥールの2組。
システム・オブ・ア・ダウンはめちゃくちゃ「急いでます!焦ってます!」っていうトラックが楽しい。素っ頓狂な声に「セージ・タンキアン」なんてナニ人だかよく分からんボーカルも良いキャラ。
トゥールは、重たいリフにラップをくっつけただけの人たちが乱立したなかで、クドいくらいにプログレに傾倒した圧倒的な構築美を見せたバンド。(「構築美」って口にだして言うと、硬い乳首みたい)言うなれば、「なんだかよくわかんないけどすげえ展開になってるしこの辺拍子よくわかんねえし気がついたら8分とかなってるしそもそもこんな曲どうやって作ったんだよナンバー」が凄かった。アレンジと演奏力・表現力は1歩も2歩も先を行ってた感じでしたね。

どっちも、アタマの良い人たちが本気でバカやってるようなオリジナリティがすばらしい。


トゥール。
今年のサマソニではどうしても見たいなあ


あ、もちろんテレビで。



Lateralus

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