さんさん録 1 (1)
LLSの掲示板にある出会い系の書き込みを消してくれとタカハシミユキに言われましたが、自分で登録しときながらIDもp/wも忘れてしまったかわです。
なんだったっけ。
めんどくせーからもーいーやこのままで。
とは思ったりはしてないですが、
そもそもLLSの連中はみんな出会いがない奴らばっかりなんだから自嘲的に残しておいてもいーんじゃねえの。なんてことは考えたりします。
しかしいったいIDとp/wって俺いくつあるんだろう。とくにブラウザをMozilla Firefoxにしてからは、URL毎のフォームに記憶してくれるので、なにも考えずにいろんなサイトに登録しまくってるのですが、それを付箋にメモしてモニタに貼ったりしてんだから、まったくお笑い種です。
忘れたらamazonで買い物さえできない。銀行振り込みもできない。てゆかメールが使えない。てゆかこのブログが書けない。
自分で情報を管理しているつもりが、いつのまにか自分の生活のほうがデジタルなシステムに管理されている。
なんつって。
現代を鋭く割いた社会派発言で今日は終わり。
あ、ひでコメントさんきゅー。俺も普段はコンビニだよ。
■こうの史代『さんさん録』第1巻 購入。
こうの史代は元々『夕凪の街 桜の国』のような激作よりも、こういうほのぼの系の作風が本来の持ち味、とは『長い道』の時も思ったんだけど、
でもやっぱりところどころにシリアスな描写が影を落としていて、それがこの独自の清涼感を演出してんだなと、読後になってから気づく感想もまた『長い道』の時に同じ。
特に中盤、夜道に咲く木蓮の木の前で、同じ木を見ていた生前の奥さんの幻影を見る参さんは切なくて良い。さらにそのままでは許さずに次のページでしっかりと用意されているずっこけなオチが最高。
- 作者: こうの史代
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2006/03/11
- メディア: コミック
- 購入: 10人 クリック: 49回
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