LUNACY

すっかりブログが更新できなくなってしまいました。でもまた年明けから再開したいと思っております。今年の更新はコレが最後です。
今年はいろんなことが起こった年でした。…と、毎年行っていますが、まあホントにいろんなことがあったのですが、全体的に今年はいい年でした。
私生活も仕事もわりと嬉しいことが多くて、27歳にしてようやくほっとした毎日を過ごせていたような気がします。
そして、今年のクリスマスは、今の自分の人生に大きな影響を与えたバンドを東京ドームに観に行ってきました!
高校生の時にはヘッドフォンから聞こえてくる音の一つ一つの分析に何よりも夢中になって、そこから楽器や種類や歴史などなど、音楽の基本的な知識を身に付けさせてもらったし、もちろん憧れて自分でもバンドをやった。
それがキッカケで専門学校にも進んだし、そこで出会えた仲間とLife Like Styleの活動を始めたり、個人でもいろいろな仕事を体験することができた。舞台周りにいても、スタジオにいても、ライターとしてパソコンの前にいても、人前で喋っているときでも、どんな局面であれ影響を受けていました。
今だって繋がっている大切な人のなかには、そうやって十代の時から自分で選んだ道のなかで出会えた人たちが大勢いるし、仕事だって専門学校で知り学んだDTPの知識や興味を活かしたことをやっている。
ただ毎日楽曲を聴き、楽器を弾いているだけの何者からも自由、しかしそんな事がそれでいてその後の人生を完全に決定付けることになっていた高校時代から約10年。再び彼らが再集結してくれたことと、あと勝手なことばっかりやってきたのを許してくれた親に感謝して観て来ました。

ライブの内容はもちろん凄くよかったです。ジュディマリの解散時以来にドームでライブを観ましたが、俗に、日本で一番音響が悪いコンサート会場と言われる東京ドームであそこまでの演奏を聴かせられるのはやっぱり凄かったですね。
注目の使用機材は、まず真矢がツーバスの複数タムという活動中期のようなセッティングになりドラムソロではトリガー・システムも使っていました。
Jは自身のモデルのシェイプで塗装がシースルーの赤いタイプのものをほぼ一本で、昔よりさらにトレブルが強調された音でした。
INORANはシグネチャーモデルであるILPシリーズの新しいドラゴンプリントのものと、同じく自身のモデルであるNEO CUSTOMの新しいもの。他にストラトタイプのものや、RA-SE-N、BREATHではグレッチ、LOVELESSでは12弦のアコギ他。生で聴くアルペジオはやっぱりもの凄く綺麗だったし歪の音も中域が強調された凄くヌケの良い音でした。あと、よく歌っていて、SLAVEのコーラス等も担当していました。
SUGIZOはフィニッシュがMIXEDMEDIAタイプのECLIPSEと、ヘッドの形状からこちらもECLIPSEシリーズであると思われるフライングVタイプのものの2つがメイン。他に、ナチュラルフィニッシュのストラトを、I for youやgravityほか、アップテンポの曲でもよく使っていました。バッキングのコード感が重視される曲ではストラトを使っていたようです。エフェクティブな音はよりエフェクティブになり、歪は前よりさらにねっとりした空気感を纏っていました。

個人的に色んなことが固まって落ち着いた一年。その年の最後にこのバンドのライブを観ることは何か自分にとって凄く意味のある出来事だったような気がします。他にもあつまった5万5000人のお客さんたちは、プラチナチケットを手に全国から来る人たちだからそれぞれに相当な想いをかかえていたことでしょう。学生の時からクリスマスと年末は仕事しかしていなかったし、今年の12月も今の仕事が殺人的に忙しくてイライラしたりもしていましたが、そんな人たちのポジティブなエネルギーに溢れたイヴのドームは凄く爽やかでよかったです。

来年も、いい年になりますように。
自転者日記を読んでくれた方々と、自分に不慮の不幸が訪れることのありませんように。
日記をまともに更新できますように。

GOD BLESS YOU.

LUNACY