マイ箸の効能とフェスのラインナップ

マイ箸に関しての疑問が晴れぬまま、新しい箸と箸袋を購入する。とりあえずは「国産の割り箸は間伐材を利用している。輸入品の割り箸はそうではないので、外食等の場合はそこで使われている割り箸の生産地が解らない、もしくは大部分が中国等から輸入された箸なのでマイ箸を使ったほうが良い」。という結論を信じてみることにする。とはいってもこれもTAKE2の東貴博がラジオで言っていた、という話をカンニング竹山がラジオで喋っているのを聞いただけという極めていい加減なニュースソースなので微妙なんだけど。
マイ箸、マイレジ袋などはまだまだ実行に移しても何かが劇的に変わるわけではないだろうし、なんだか選挙に行くか行かないかみたいな感覚に似てる気がする。CO2を減らすのも投票に行くのも大事であるのは言わずもがな、ということを念頭に置きつつ、一時のホワイトバンドみたいにブームで終わったり、実は意味ありませんでしたーみたいなちゃぶだい返しが起きないことを期待したい。などと考え、貰った割り箸を眺めつつ照れながら西武の屋上で焼きそばを食べる。
ブームでもファッションでもなんでもいいし他者に楽しくアピールすることで輪が拡大化していけばいいとは思うけど、そういうこと以前に1人で実直に水や電気や化石燃料の使用の抑制を、地球っていう相手に対して真剣に考えて実行できる人っていうのはどれだけいるんだろうか。しょっちゅう環境保護に配慮した工場へ社会化見学に行ったり、美しい大自然の光景を目にすることはできないのだから、個人レベルでの飲み会での会話で「未来の子供たちのために美しい星をとりもどしたいよねー」なんて話をするのもまだまだ正直キツい。なんていうか忙しい日常のなかで、それでも気楽かつテキトーに、それでも効果的なエコ生活ができるならしてみたいっていうのが、かなりぶっちゃけた本音なんだけど、それはやっぱり環境問題をなめてるだろって思う自分もいる。
ともあれまあマイ箸は持ち歩いてみる。とりあえず、この夏のロックインジャパンフェスにも持っていってみようと思う。そう今年も行くんです。ライジングサンと完全に出演者を分断されたという今年。オフィシャルHPの「アーティストの参加したい想い、参加者の観たいという想いを犠牲にしてまで得られる何かがあるとは僕には思えません。」という問題の原因を作った当事者であることをまったく無視した渋谷陽一の表明文が、らしいと言えばらしい。てゆーかもともとライジングサンだってお前らロキノンが言い出して始めたイベントだろっていう。
ROVO,ブルーハーブ,Shingo02,audio active,あたりが名を連ねるライジングサンのラインナップは、やはりRIJとの区別化を意識した音楽通を満足させる効果がある。来年、再来年と今後はどうなっていくんだろうか。
RIJの方もタイムテーブルが発表され→http://www.rock-net.jp/fes/08/timetable.html作戦をたてて、今年はチャットモンチーが見れるな、とかホルモンで疲れすぎて筋肉少女帯を見る体力を削りすぎないようにしなきゃなどと考えています。ストレイテナーが1日目のトリだったりエレカシやバンアパがグラスステージだったりRIZEがレイクステージだったり髭(HiGE)がエルレガーデンの裏で3日目レイクのトリだったり。毎年のRIJフェスのタイムテーブルは自分にとって現在の邦楽ロックバンドのヒエラルキーを確認するガイドだったりもする。
ロックフェスもそのうちエコを意識した運営とかするようになるのかな。