物価の上昇と環境のサミット

ガソリンがリッター180円!! ありえねーっ ……と言いたいところなんだけど、原チャリすら運転できない自分には情けないことに全く実感が沸かない。でも500mlのペットボトルに水入れて、それを140円で売ってるこの国では、もう物の値段なんかでイチイチ驚いていられない。「ついに“物価の優等生”卵まで値上げ!」って当たり前だっつーのそんなん。大豆も小麦もとうもろこしも輸入が値上げされてんだから。それ食ってるニワトリの卵なんだから。
政治家が“居酒屋タクシー”に乗ってそんな高いガソリン無駄遣いしながらCO2排出している一方で、物価の上昇の波にさらされながら細々と生活している我々サラリーマンが、蛍光灯をこまめに消したりマイ箸を使ったりしていることがどれ程の意味を持つんだろうか。そんな政治家(もちろん環境省の人間もいたぞ)が「環境サミット」とか言って、京都議定書に批准しない、世界で一番CO2を排出している国と、批准はするものの温室効果ガスの削減義務を認めようとしない、世界で二番目にCO2を排出している国を相手に、いったい何を訴えられるんだろうか。Think Globally,Act Locallyもいいけど、大きな組織の見えない部分を明るみにして晒していくことのほうを先にやってほしいと思います。