福島旅行記1

金曜日の夜、仕事終わりに、今回のツアーコンダクターとなる友と待ち合わせ。新幹線に乗る。福島県は会津若松へと旅行に出発です。

 ことの発端は友達の里帰りに「俺も連れてけー」と言ったことでして、地球上で関東より北に行ったことがない僕はとにかく嬉しくてしょうがなかったです。友達の実家にやっかいになることにさせてもらいました。帰省に寄生するとは、これいかに。

 新幹線は郡山で降りてそこからローカル線で40分あまりで会津若松駅に到着。まずはすぐに寝て、翌朝。友達ことふるっちの家は写真館をやっていて、3階建てのお宅(デカい)。1階部分がスタジオになっていて、白熱灯とレトロな椅子がゾクゾクするほど雰囲気がありました(写真)。

 親戚のお家に行くというのでついていく。同じく写真館をやっているお家で、このご親戚の地方は今の時期に成人式をやるそうで、忙しそうだったです。冬は雪が降って大変とか、お盆の時なら帰省しやすいとかの理由だそうです。終戦記念日と同じ日に成人式かあ、と少々感慨深い。

 その後、喜多方まで行き、念願の喜多方ラーメンを食べましたが、これがバカウマ!! 太めでシャキッと腰のある麺と、そのお店のウリのトロトロなチャーシューに僕は脳溢血を起こしそうな程興奮しました。

 さらに車で友達の家の近くまできて、鶴ヶ城に到着。とにかく新撰組や白虎隊一色で、たくさんの人でにぎわっていました。というか、ここだけじゃなく、今、会津はとにかく新撰組で一色でした。「昔はこんなじゃなかったのに」とは、ツアコンの談。

 天守閣で360度の山という景色とそこから広がる街を観てテンションは最高潮に。「オレ、この景色ずっと忘れないよ!」と宗田治の小説のようなセリフを言ってしまった。

 陸上競技場を走り、かき氷をたべ、TSUTAYAに行って、ゲーセンに行くというよくわからないコースで寄り道して、帰宅。すき焼きごちそうになりました。