聖闘士星矢

聖闘士星矢』のビデオを借りて観ています。少年ジャンプに連載された車田正美原作の、ギリシャ神話と88星座をモチーフにした聖衣(クロス)というヨロイみたいなやつを着て闘う少年たちの物語です。なぜこんなにクドく説明しているかというと、会社の後輩にまったく知らない子がいて、結構ショックだったからです。僕が 10歳にも満たない頃にやっていたアニメなので、ほとんど覚えていませんで(兄が一生懸命ビデオにとっていたのと、オモチャを買ってもらったのだけ覚えている)今見るとかなり面白いです。いろんな意味で。

 なにが笑えるというと、その御家芸とも言える名(迷)セリフの数々。登場人物たちはみんな13〜15歳という設定のハズなのに「フッ、そんな満身創痍の身体でこの俺を倒すなど笑止千万。望みとあらば貴様も血祭りにあげてやろう!」「この闘いの果てに人々の平和があるのなら、この私の命など惜しくはないー!」と暑苦しく叫んだり、「バッバカな! 星矢の小宇宙(コスモ)が先程の攻撃とは比べ物にならない程増大している! まさか星矢はこの闘いの最中に究極の小宇宙、セブンセンシズに目覚め始めたと言うのか! ムウゥッ、星矢の後ろにペガサスの星座が見える! くっ、これは流星拳ではない、流星が一つに? これは、彗星!? ヌゥ、かわしきることが出来ん! ぐわあ〜あ〜」っと異常なほどの説明口調がナイスです。

 そしてこれをバイト先で真似して見せては仲間たちに怪訝な顔をされる男が僕です。