日曜日の誕生日

■24歳になってみました。

■24時間を24年もくりかえしてしまいました。もう24歳なのか、まだ24歳なのか、自分でもわかりません。でも確かに言えることは、20歳の時より 21歳の時の方が楽しくて、22歳の時よりも23歳の時のほうが楽しかった。そしてこの歳もまたたくさんの経験で上塗りしていくつもりです。大切なものを大切にし、楽しいことを楽しめる、そういうストレートな24歳成人男子を目指します。泣くときは泣くけどね。

■夜は飲みました。先日のライブでBRAND JACKのゆうへい君に「俺の誕生日を祝えやッ!」と食って掛かったので(ウソです。ホントはポロッと誕生日のことを言ったら急遽お祝いを開いてくれたのです)。

 「うそやん! 誕生日!? なんかパーティーとかある? 無い? そりゃいかん! 僕付き合うき、飲みいこうや! 最近みっけた凄ぇいい居酒屋でご馳走するわ!」
 正直自分にここまで言ってくれる友達なんて、社会人になってからできるものとは思っていなかったです。2日前に話したことなのに、いきなり付き合ってくれる彼には本当に感謝の言葉もなく感激に足が震えながら約束した場所へ行きました。ちょっとホントに人に知られたくないくらい良い居酒屋で、 livedoorを利用しているたくさんの人が見る可能性もあるこの場には書けません。すみませんが。

 同じくBRAND JACKのたつや君も来てくれて、二人に徹底的にごちそうになった挙げ句、「かわー君(そう呼ぶんです)いっつもライブの時、手がさみしいき」と言って、アクセ類のプレゼントまで貰ってしまいました。もう、お祝いをしてもらって照れたりしてもかわいく無いのは自覚しているので、ここまで来るとただただ素直に「ありがとう」です。自分がこんなことまでしてもらってはダメだろうと自責の念につぶれそうになったので、遠慮無く楽しませてもらうことにしました。それがせめてもの礼儀だろうと。

 いやーしかし、そこで食べた揚げ物の味といったら! 赤タコウインナーの懐かしい美味さといったら! 思い出し笑いをするほどに美味なる料理と、互いの信念の確認を肴にホッピーを飲む飲む。そして飲む。興奮しているせいか全然酔わない私。

 3軒はしごしたあと、ゆうへいの言う「俺のベンツ!」こと初乗り640円の車で彼の家へ。さらに飲んでそのまま泊まってしまいました。みっともないほどまでに最後まで世話になりっぱなしです。そこではじめて10/6に発売されるファースト・ミニ・アルバム『向日葵』を聴きました。最後のプレゼントとしてそのCDまでも貰ってしまったんで、詳しい感想はまた今度書きますが、曲の魅力、サウンドの質は、はっきり言ってプロの仕事が冴え渡っています。そうだった、俺はこんな凄い人たちにお祝いしてもらっているんだった。

 そんなわけで私はゆうへいともたっちゃんともまた絆のページを増やしました。それも裏写りするぐらいめちゃくちゃ強い筆圧でね。

 明日からの日々が不安になるぐらいに楽しい夜でした。夢のような時間で24歳のスタートが切れた僕は本当に幸せ者です。ゆうへい、たっちゃん、いくら言ってもなんのお礼にもならないんだけど、本当にありがとう有り難うアリガトウ。感謝の意を表す日本語の種類の少なさに恨みさえ覚えるほど、感謝です。 LLSとかBRAND JACKとか、そういうこと関係なく、俺で力になれることがあったらなんでも言ってください。