ウォーターボーイズ

■「ウォーターボーイズ2」の最終回の前にしっかりと「全国高校ウォーターボーイズ選手権」なる特番をきっちりとやるフジテレビ。どうでもいいけど男子シンクロ部を描いた物語のタイトルが“ウォーターボーイズ”だったハズなのに、ウォーターボーイズ選手権ってことは男の子がシンクロをやる競技名称そのものがウォーターボーイズっていうことなのだろうか。

 このいきおいならば「スイングガールズ」もドラマ化されたりして、そのときは「全国高校スイングガールズ選手権」なのか。

 どうにもキッツイのはいろんな学校の男子高生たちがシンクロ用にチョイスした曲っていうのが、ひたすらヒットチャートに昇るJ-POPばかりということで、なんだかせっかくどこぞの高校生たちがオリジナルで始めた文化祭のイベントが、女の子の消費欲のためのブームへと巨大化しちゃってることです。大塚愛とか、ちょっと懐かしくホワイトベリーとか、もっと直球にサザンとか。うわ、なんだか恥ずかしっ。みたいな気分。カラオケでネタとして歌うことを念頭においてナツメロを聴いているみたいな、そういうみっともなさがねー。

 スイングガールズだとテーマが音楽だけにもっとこういう風になる可能性はありますね。吹奏楽というとアレだ。中学のころ、やっぱり文化祭とかで吹奏楽部が成果発表なんかするときに、いわゆるクラシックモノのレパートリーが続く中でいきなりB'zの曲をやったりする、顧問の先生の気味の悪いサービス精神。あんな感じのこっぱずかしさ? あーゆー風になったりするのかなあなんて。てゆかそーなったらジャズじゃないし。

 それにしても、ちょちょいとネットでいろいろ回ってみたらウォーターボーイズのHPとかやたらありやがんの。なかには応援団とかまであったり。仲間を増やすのは良いことだと思うけど、おもっきしケータイのメールアドレスをオフィシャルとか言ってのける奴ぁいったいどういう教育を受けてきとんのか。