A Rush of Blood to the Head

まだ二十歳かそこそこの頃、ローディの仕事をしていたときに、風邪をひいた状態で現場にいって「いや〜風邪ひいちゃいました〜」なんて、今思うと我ながら相当に世間をナメた発言をしたら、当時の師匠に胸ぐらを掴まれて「マスクぐらいしてこいや!!!」と怒鳴られたことがあります。
その後も、当然体調不良で仕事が出来ないと収入が減るというバイト生活の時代や、自分が倒れたらそれだけで雑誌が出版されないという立場にあった編集プロダクション時代だったりと、それなりに緊張感のある仕事を続けてきたおかげで、その時以降、社会に出て仕事を始めてからはあまり大きな病気にもなったりすることなくこれまでやってきました。
もしなんかの偶然でこのブログを読んでくれた若い学生君がいたとするならば、風邪ひいてちやほやされるのは学生のうちだけであって、仕事はじめてからそんなことになる奴はただの迷惑なだけの自己管理が出来ない奴として嘲笑されるだけだから、今のうちに思う存分風邪をひいておくことを強くオススメしたい次第です。
僕は元来、意外と身体が弱い方でして、これまでも色々仕事をしてきてピンチな時ももちろんありましたが、陳腐な表現で言うと「病は気から」っていうか、責任のある立場を自覚して常に気合を入れて緊張して仕事していれば、身体もそれを最優先にしなければということを覚えて体調不良とかをおこしたりはしなくなるし、なりかけてもあっさり直る身体になるものです。自分は仕事に穴を空けても大丈夫、周りがなんとかしてくれるとか思ったりすると、あっさりとその隙をつかれたりします。いいともでタモさんが、おもいっきりテレビでみのさんが、とくダネで小倉さんが、風邪っつって休むことなんてありえないし、いきつけのあの店が急遽店じまいしたり、新聞の社説が記者の体調不良の為に空欄になったり、宅配便が指定日に届かなくなるなんていうこともありえない。責任感の甘さというものは、体調の悪化→クリエイティビティの低下→信用の失墜と、順をおって深刻なものへと影響を広げていく、恐ろしいものなのです。
まただらだらと書いてしまった。

えーと、ぶっちゃけて報告します。

風邪ひきました!

orz.. ゲフンゲフン

先日は会社を休みました。本当にすみません。。。今の職場はいいひとばっかりで、休んだ次の日に出勤したらみんな「大丈夫?」と言ってくれて、それがさらに自己嫌悪に陥ったりしちゃって、もーまったくもって反省しきりでございます。
とりあえず、ポカリで鼻うがい→鍋焼きうどん→チゲ鍋→日本酒熱燗→C1000タケダ→マルチビタミン&ミネラルのサプリ→滋養液→風邪薬→ノドぬーる→マスクしたまま睡眠。の、かわ式スーパー風邪治し集中コースをしばらく続けてすぐに回復させますのでご容赦ください。

■かぜひいた、ということでコールドプレイ。周りが騒ぐほど凄いとは思わなかった。でもそこそこ良くはあったけど。っていう感想しかない。ヒットしたわりにはどうにも印象の薄いアルバム。

A Rush of Blood to the Head

A Rush of Blood to the Head