B’zの神盤と水の消費感覚

また考えすぎのムシがじわり×2と沸いてきて
僕は僕自身に 一日分の言い訳をはじめる
〜〜
空っぽの冷蔵庫開けて いろいろ思い出してると
都会の暮らしは やけに喉が乾いてしまう

今あいたい すぐあいたい 砂漠の真ん中で
ねむりたい もうねむりたい 全部凍らせたまま
流れよう 流されよう この波に揺らされ
ゼロがいい ゼロになろう もう一回

今週は夜勤の週だった。職場に絶望しながら沈んだ気持ちでチンタラとパソコン作業をしていたら、後輩がB'zの「ZERO」を流しはじめてこれが泣けた。
懐かしさと共にこの歳になって初めて歌詞の意味が染みてきた。聴いてたときは小6だったんだからわかるわけなかったんだけど、今聴くとかなりやばくてしばし後輩と盛り上がる。
この曲をリードトラックとしたB'zの6th AL『RUN』は捨て曲一切無しの自分史上の超名盤です。ブラスセクションやベースが全て生音になって、それまでのデジタル路線から現在まで続くハードロック路線への変更点になったアルバムで、1曲1曲の密度がとにかく高い! あんまり懐かしものを聴いて回顧するのはよくないと思ってるんだけど、これはちょっと良すぎて後輩と涙腺を緩ませてしまっていた。全曲全編そらで歌えたし。

そんな感じで夜勤週も終わった土曜日の朝。池袋の図書館へ行って少し勉強。まあ夜勤明けなのでそんなに頭に入ることもなく、その後サンシャインシティのユニクロへ。不足気味になってた下着とTシャツを買って銭湯へ。風呂入って、ビール飲んで、図書館で借りた本読みながら寝る。帰りに回転寿司に行ってサバイワシサーモン赤貝タイカンパチ食べて、帰宅。豪遊だ。

銭湯では大量のお湯を濾過して循環させているからエコであるかも知れない。維持費やお湯を沸かす燃料のことを考えるとカーボンニュートラルにはほど遠いだろうけど、一人あたりの水の消費量という意味だけでは良い気がする。
京都議定書における-6%という数字がかなり切羽詰ってきている*1せいで、とにかく温室効果ガスの排出量のことばかりが言われているけど、水の消費に関する感覚もこの国は凄まじいことになっている。これだけの降雨量に恵まれながら、世界の国にくらべてそれを海に流してしまう率が圧倒的に高く、ペットボトルの水を人も多い。外国産のミネラルウォーターに加え、食材の中に含まれるバーチャルウォーターの輸入のためのエネルギー使用の増大など、経済面・環境面ともに改善点はまだまだある。今や水道局の人や詳しい人は誰でも水道水は美味しいし安全と言っているし、知っている人にとっては常識であるかもしれないけど、風呂トイレ洗濯の水はどうしたって節約に限度がある以上、そこら辺の意識の改革をなるべく早く国を挙げてのコンセンサスをとってほしい。水道水より不純物混入の規定がゆるくて、塩素による雑菌の繁殖を予防していないミネラルウォーターは、美味しいけど開封後の賞味期限が短い、嗜好品の類として扱えばいいと思う*2。高い金額設定も水のありがたさを感じるためにはいいけど、日常的な飲料水とするにはやっぱり高いし、あとスーパーから買って帰るのは重くてもう。
僕は会社での休憩時間と緊急を要するときにだけたまにミネラルウォーターを買って、普段は最近買った水筒に水道水と風味付けにレモンひとかけ(念の為皮はむいて)入れたのを飲んでます。
ブログの更新はやけに喉が乾いてしまうから。

参照:これでもまだ水を買い続けますか?【前篇】→http://allabout.co.jp/family/yarikuri/closeup/CU20080624A/

RUN

RUN

*1:設定年である1990年に比べて今はむしろ7.8%増えているから実情は-13.8%となっている

*2:参照のリンク先でも提唱しています