神戸在住 1 (1)
パスポートを作ってきました。はぁ〜グアムか。正直めんどくさい。行きたくない時に行きたくない場所へ行きたくない人と行くために、自分の時間と金を消費してパスポートを取る。うぇ。つらいよう。
・申請センターでのお姉さんとの会話。
『パスポートの期限は5年と10年のものがあるのですがどうしますか?』
俺「1ヶ月っていうのは無いんでしょうか」
『…じゃあ5年にしておきますねー』
どうじゃこの乾いた会話!! 自分でもビックリ!
今日は仕事が遅くなって電車がなくなったので歩いて帰りました。
銀座→池袋
12時30分に歩き出して途中で飯田橋のこきたないラーメン屋で回鍋肉定食喰って(バリウマでした)家に着いたのが3時30分。長いね。疲れた。寝よう。
こんな極端な例はともかく、
夜の散歩は楽しいですね。
■神戸の大学に通う大学生の視点から語られるモノローグを中心に進む漫画。終始文学的な表現で綴られてはいるものの堅さや青臭さが感じられないのは、そのモノローグの語り口がどれも素直というかさっぱりした切り口であるため。
それは例えば憧れの人の義眼を見たときとか、仲の良い先輩がさらっと差別的扱いをうけたことを話すシーンなど、センシティブな場面になったときに自分が覚える違和感への、うしろめたさが素直に描かれているときに際立って、読み手に対して身近な親近感を与えてくれます。
日常の何気ない1コマを、感傷的になりすぎないように注意を払いながら瑞々しい言葉で彩っていく手法に、作者の上品な知性が現れていていいです。トーンやベタ、定規を使わない素朴な(しかしデッサンの基礎を習得した確かな画力の)絵と相まって、じんわりと染み込んでくるような作品です。
中でもオススメは主人公の友達が体験した阪神大震災のボランティア活動の様子を収録した3巻と、憧れのイラストレーターが死去したエピソードを収録した7巻。基本的には一話完結なんですが、この二編だけは3話続きに。前者は風景、後者は感情を細かいディテールまで徹底的に描ききっているのが見事です。
完結巻となる9巻は年内発売。
- 作者: 木村紺
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/08/20
- メディア: コミック
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