ひかりのまち

■TBSラジオ「文化系トークラジオLife」は若い世代の社会学者の人が独自の切り口でサブカルチャーや時事について語る番組。テーマは「After'95」「2ちゃんねるvsミクシィ」「糸井重里」等、個性的かつバラエティに富んだ面白いものばかりで勉強になります。特筆すべきは本放送の後にBGMを抜いたほぼ前編をポッドキャストとして配信しているところ。また、ホームページは最初からブログスタイルを採用しているなど、こうした全体にweb2.0的なアプローチが一貫されている造り方は、番組スタート時にみっちりと企画を練った感じが伝わってきて、初めて見る人にもスキームを解りやすく掴みやすい造りになっている点が好感が持てますね。
番組ロゴ、ホームページのイラストは浅野いにおによるものでした。

■防衛庁が防衛省に昇格したとかで、「庁」→「省」の変更だけで庁舎の看板から職員の名刺に至るまで、全部でその費用は5500万円もかかるとか。今頃防衛省の人はテプラに小っちゃく「省」って印字したやつを細々と貼っているんでしょうか。
どうせだったらもっとフランクに「防衛チーム」とかにしちゃえばいいのに。「防衛サークル」とか。
そもそも「省」って漢字には、どんな意味があるのでしょうか? より強い権限を持った割には、なんか「かえりみる」っていう漢字だし、「反省」の「省」だし、あんまり昇格した感がないなぁとか思っちゃいます。
「防衛's2007」はどうだ。意味わかんないか。


イベント企画省 Life Like Style


あ、なんか偉くなったみたいでちょっと嫌だな。


■舞台は同じで、主人公とストーリーは毎回独立している、浅野いにお初期短編集。「ソラニン」よりもアナーキーで尖っている話が多いです。

ひかりのまち (サンデーGXコミックス)

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